大陸棚
たいりくだな
大陸棚とは、大陸の縁辺部が海中に緩やかに傾斜して続く浅い海底地形で、一般に水深約 200m までの範囲を指します。大陸棚は海底資源 (石油、天然ガス、鉱物) が豊富で、漁業資源も集中するため、経済的に極めて重要です。
国連海洋法条約では、沿岸国は自国の大陸棚上の天然資源に対する主権的権利を有します。大陸棚が 200 海里を超えて延びている場合、最大 350 海里まで権利を主張できます。ロシア、カナダ、オーストラリアなどが北極海や南極周辺で大陸棚の延長を主張しています。
大陸棚が広い国は海底資源が豊富な傾向にあります。北海の大陸棚ではイギリスとノルウェーが石油・天然ガスを産出し、南シナ海の大陸棚は複数の国が領有権を争う係争地域です。